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北海道の旭川市より茶道具宅配買取依頼で漆芸作品の茶道具をお譲り頂きました。材質は木製で、蒔絵が施された漆芸作品の 棗 で、抹茶道具ですが最近では煎茶道具にも使われており紹介します。

売却例の説明
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材質は木製で、蒔絵が施された  で買取させて頂きました。松が花火のように丁寧に鮮やかに表現された作品です。質素な黒地に映える華やかな松が表現されており、日本の 職人技 の素晴らしさを感じる 逸品 で買取しました。加賀山中塗の作家で大岡 緑の作品ですが、さすが優雅で上品な作品です。非常に綺麗な本体や共箱で、未使用品だと思われます。作者の栞が付いております。

大岡 緑は1960年石川県山中町生まれ。高校時代に父親の影響を受けて 蒔絵 に興味を持ち、修行後独立。茶道具の蒔絵を本業とする。

日本の漆塗について説明します。
漆器 は、奈良時代に中国から、螺鈿、平文、漆皮、漆絵、乾漆 などの技術が伝わったとされています。
その後、日本特有の漆器の 技法 を発展させ、素晴らしい作品が作り出されました。漆器といえば、輪島塗 が一番有名です。その他にも、日本国内には多くの 漆器 の産地があります。日本で、伝統的 工芸品 に指定されている漆器の産地には、津軽塗(青森県)、秀衡塗・浄法寺地塗(岩手県)、鳴子塗(宮城県)、川連漆器(秋田県)、会津塗(福島県)、鎌倉彫・小田原漆器(神奈川県)、村上木彫 堆朱・新潟漆器(新潟県)など、実に様々ものがあります。その他、蒔絵 で有名な金沢漆器、何重にも塗り重ねた馬鹿塗で知られる津軽塗、軽くて丈夫な山中漆器など、それぞれの地域の中で育まれてきました。それぞれ、作り方や漆の塗り方など、独自の技術を持ち、特徴のある製品を作っています。江戸時代に、漆器文化は大きく花開きました。大藩である加賀藩のもと、輪島塗や金沢漆器が庇護されたことがあげられます。輪島塗は丈夫で美しいこと、金沢漆器は金蒔絵の美しさから人気を集めました。

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