柿右衛門の陶芸作品の骨董品宅配買取を頂き、お譲り頂きました。
この作品は濁手の作品で 保存状態 の良い未使用品のような作品です。口辺と胴部に草花文があしらわれ、見込み には鳥が描かれております。昔の柿右衛門で共箱や 書付 はありませんが、非常に出来の良い作品で買取ました。買取価格も50万円以上すると思われます。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの骨董品で、現状のまま販売しております。
色絵 について少し説明します。
上絵付 けを施した 陶磁器 の一種で,ガラス質の上絵具の赤、緑、黄、紫、青で文様を描いたものです。
伝統 的な上絵の具は「鉄」「銅」「マンガン」「コバルト」などの酸化金属と「白玉」と呼ばれるガラス粉の溶媒剤で調合されできます。元来日本では古赤絵、万暦赤絵、天啓赤絵、呉須赤絵 などが茶人に好まれ、江戸時代初期に酒井田柿右衛門が 赤絵 磁器の焼成に成功して、古伊万里、古九谷、金襴手 や 京焼の陶磁器と発展してきました。