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兵庫県加古川市のお客様より骨董品買取依頼で上村松園の美人画のお見積りを頂きました。共箱が付いており東京美術俱楽部鑑定書が付いており、掛軸で折れとか傷も無く 保存状態 の良い 日本画 で紹介します。

見積り例の説明

上村松園 107cm×30cm 紙本 彩色 軸装 共箱 東京美術俱楽部鑑定書付き

汚れも無く、共箱が付いており東京美術俱楽部鑑定書が付いております。掛軸 になっており、折れとか傷も無く 保存状態 の良い 日本画 です。彩色で紙本に描かれております。この掛軸の買取価格は二百万円以下だと思われます。下記のような作品は高価買取出来ると思われます。上村松園は近代美人画の巨匠で、日本の絵画の 伝統 技法 を継承しつつ、格調高い独自の 美人画 を描きました。日本髪を結っている美人画が高価買取には絶対条件ですが、着物や服飾品、髪型等によっても価格が変わります。また、浮世絵 のような顔を画面一杯に描いた 大首絵(胸から上の構図)の 構図 も人気があり、高価な価格です。傘をさした「傘美人」や歴史風俗の美人画、何気ない日常を描いた母子像などの美人画も高価な価格で取引されております。

この作品は 若書き なので作家について説明します。
一般的に芸術家が一生涯に制作された作品で、力作や秀作は制作した全作品の二割ぐらいだと聞いております。例えば、河井寛次郎の 登り窯 の周辺では多くの陶片が残され色や形を探るのに何千もの陶片を焼き、研究されていました。殆どの芸術家は、試行錯誤を何年も食い返し、50歳頃になりようやく自分独自の作品が出来るようです。最近では才能は何もしなくてもすぐに開花すると思う若者も多くおられますが、プロスポーツやオリンピックの選手達は口を揃えて何年も掛り、周りの人に助けてもらい自分の 境地 にただりつくと話されます。芸術家も同じでやはり研究し境地に入られた 晩年 の作品は、高価で取引されているようです。これらの作品を査定、鑑定、する古美術商も当然、同じ事が言えるでしょう。

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