和歌山県岩出市のお客様より金工作品の鍔や刀装具の骨董品出張買取を頂きお譲り頂きました。非常に細かい象嵌細工や彫金細工で十二支の干支が施されており昔の 職人技 の素晴らしく紹介します。
売却例の説明
写真が22枚あります。くわしくはこちら
時代は江戸時代のものだと思われます。小さな 骨董品 ですが、非常に細かい象嵌細工や彫金細工で十二支の干支が施されており買取ました。拡大写真を掲載しており、丁寧で昔の 職人技 の素晴らしさが窺える 名品 です。銘 はありませんが、最近では殆ど見る事のない江戸時代の 逸品 で、長年の時代を経てきた重みのある風格が見られる小柄で高価買取させて頂きました。江戸期は各諸大名のお抱え職人が 古美術工芸品 を制作しており、自分の名前や 号 を入れる事が許されない時代です。この 小柄 は無銘で小品ですが、当時の習わしに沿った逸品だと思われます。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い名品です。
刀装具 について説明します。
刀装具は、鍔、小柄、笄、目貫、縁頭などに簡単に分類されます。なかでも 小柄 ・笄・ 目貫 は「三所物」と言われ貴重な 刀装具 として大切に扱われました。彫金 技法 には主として彫る技法、嵌める技法、打つ技法がありますが、刀装具には 日本古来 の このような 伝統技術 の象嵌細工 や 彫金細工 などの精巧な 彫刻 が施されています。やはり一番の人気は 鍔 ですが、明治時代に活躍された 金工作家 で 帝室技芸員 や 人間国宝 の作品は高価です。