買取実績 buy

日本画の掛軸を代表するような骨董品宅配買取を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真が46枚あります。くわしくはこちら

住吉弘貫(すみよし ひろつら)の真筆で、合わせ箱が付いており本紙は 絹本 です。珍しいうちわの 図柄 で、日本独自 の四季折々の季節を感じる一対の 掛軸 で買取しました。江戸時代ならではの上品で優雅な 職人技 が冴える掛軸です。住吉弘貫らしい筆遣いで、丁寧に描かれており買取ました。当店の正面に掛けておりますが、江戸時代の 掛軸 で、ほんの少し小さな蔵じみはありますが、薄い蔵ジミであまり目立たず、昔の作品の重厚感を醸し出しているようで、気持ち良く拝見できる骨董品名品 です。保存状態 の良い綺麗な 掛軸 です。表具も当時のままで、昔の古裂の華やかな素晴らしい表具が施されており、軸先は牙です。

住吉弘貫(すみよし ひろつら)1793年(寛政5)~ 1863年(文久3)江戸時代後期の 画家、廣行の次男。はじめ廣定、のち弘定。通称は内記。兄の廣尚の死後 家督 を継いで、御用 絵師 となる。紫宸殿の賢聖障子を描く。 技巧 の卓抜なことにより、幕府の御用絵師が旗本と同格になった。江戸後期の住吉派の名手といわれた。享年71歳。

掛軸の一番の大敵は、汚れや傷みで、特に蔵シミは最大の問題です。簡単に蔵シミと言いますが、表具の表や裏側までシミが入ると綺麗にするのは大変で、時には表具のやり直しをしなくてはいけません。
現在保存されている皆さん、箪笥に仕舞い込んだままでは、蔵シミは増えるばかりです。特別な事はしてもらわなくても、年に数回は床の間に掛軸を掛けて使用して頂くのが、蔵シミの一番の防止対策です。