九谷焼の香炉や陶芸作品の骨董品宅配買取を頂きお送り頂きました。
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時代は大正時代から昭和初期頃の作品で、昔の 職人技 が素晴らしい 逸品 で買取ました。九谷焼の大振りの 香炉 で、絵付 けが 細密 に施された 名品 です。作家の作品ですが、再興九谷で割れや欠けも無く、 共箱 も綺麗な共箱で未使用品のような品物で買取ました。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。お店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。
再興九谷について説明します。
明治時代に入ってからの再興された九谷焼で、九谷庄三の「彩色 金襴手」が有名となり、多くの九谷焼が日本の 骨董品 として海外へ輸出されました。そのきっかけとなったのが1873年に開催されたウィーン 万国博覧会 と言われており、出品作品の彩色、絵付けの優美さから「ジャパンクタニ」として九谷焼の名が一気に広まり、脚光を浴びることとなりました。九谷焼の最大の魅力は 上絵付 です。九谷焼では、「赤、黄、緑、紫、紺青」を使用した「九谷五彩」という上絵付けや、「緑、黄、紫、紺青」の緑の 色絵 の具を印象的に配色する「青手」の 技法 でこの九谷焼もこのような作品です。