千家十職の抹茶道具の茶道具出張買取依頼を頂き、綺麗な永楽善五郎の抹茶道具を数点お譲り頂きました。
写真が5枚あります。くわしくはこちら
永楽善五郎の杯洗 一対で、ご覧のように状態の良い杯洗で上り の良い 陶磁器 で買取させて頂きました。保存状態 も良く、未使用品の 逸品 で綺麗な作品で買取ました。写真をご覧のように、共箱も非常に綺麗で大切に仕舞われていた茶道具の逸品です。すべて手描きで、可愛らしい盃洗です。採光の加減で白く光っておりますが、傷、欠け等無く、綺麗な品物です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。お店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。
茶の湯 の世界を簡単に骨董店から説明させて頂きます。
お抹茶の世界は、茶道の最初は、千利久から始まり、千宗旦の時代頃に 裏千家、表千家、や三千家が作られていった。また、小堀遠州を祖とする大名好みの豪華、唯美的な一流派、遠州流や表千家 7代如心斎の門下の川上不白 (1716~1807) を祖とする茶道流派の一つである江戸千家、等々、それぞれ流派の決まり事や、作法の違いや、特徴はありますが、大きく茶の湯、と解釈すると同じような目的や志が見えてきます。お煎茶の世界も同じでいろいろの流派があり、それぞれの流派のお 家元 がおられ同じような事が言えるでしょう。お茶の世界では、お軸は、禅語が好まれ、お茶室の正面に掛けられる 一行書 は一番大切なお軸です。現在の禅宗の僧や、昔の 高僧、また歴代のそれぞれのお家元が書かれたお軸も多く使われます。お道具は、それぞれのお家元の 書付 のあるお道具や、お家元の自作のお道具、また歴代の昔のお家元の作品は一般的に高価に取引させています。茶道具 の一般的なお話ですが参考までに書かせて頂きました。