数本の日本画の掛軸の骨董品出張買取を頂き、愛知県豊川市のお客様より水墨画や日本画の掛け軸をお譲り頂きました。日本画 の南天棒の掛け軸でお多福図の画賛が面白く表装も制作された当時のままで紹介します。
売却例の説明
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日本画 の南天棒の掛け軸でお多福図で画賛で買取させて頂きました。本紙は 紙本 で、表装も制作された当時のままで、当時の古裂の柄や、今では見られない風格が出来の良い 名品 と一体になり、昔の 職人技 が生かされた素晴らしいの 掛け軸 で買取ました。ご覧のように、長年の時代を経てきた味わいのある作品ですが、保存状態 の良い掛軸です。共箱では無く綺麗な合わせ箱が付いております。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
水墨画の掛軸について少し説明します。
水墨画 の 掛軸 は中国で1000年以上もの昔から制作されていたと言われ、世界的に見ても非常に長い歴史を持つ 美術品 の1つです。そもそも掛軸には「掛けて拝する」という用途があり、仏像のように仏教における礼拝に用いられたようです。丸めて箱に収めると保管や持ち運びが容易であることから、日本に仏教を広める際には多くの中国掛軸が持ち込まれました。日本の掛軸文化が発展したのも、中国掛軸が持ち込まれたことがきっかけだと言われています。