有線七宝の七宝焼数点の骨董品出張買取依頼を頂き、置物の花瓶や数点の七宝焼をお譲り頂きました。
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この作品は、七宝焼で有線七宝で作られております。簡単に説明しますと、“銀線を使う七宝”。線で模様を描いて、そこに色を差していく 技法 です。全て職人による手作業なので色の濃度にも個性が出ます。この作品は 著名 な作家の作品でもなく、時代も新しく買取価格も安価です。この七宝焼は綺麗な 花瓶 で、大切にされて 保存状態 も良く、未使用品に近い品物で買取ました。昔の明治時代に作られた七宝焼では、当時の 職人技 が素晴らしい 名品 があり、非常に高価に取引させています。
七宝焼の日本での由来や 技法 も少し説明致します。6~7世紀に中国・朝鮮を経て 伝来 しているようですが、実際に作られる様になったのは、江戸時代になってからです。刀の 鍔 や鞘の装飾、神社仏閣 の釘かくし、襖の引手の装飾などに施されました。一般にはなじみの薄いものだったようです。明治に入り、現在の様な光沢のある 釉薬 が開発に成功し、当時盛んに行われた万国博覧会にも出品されました。日本の美しい作品は、世界的に高い評価を受け、七宝業界が更に盛んになり一般に広がって行くきっかけとなりました。