骨董品宅配買取で初代 田辺竹雲斎の立派な竹籠をお送り頂きました。
写真が52枚あります。くわしくはこちら
材質は煤竹です。初代 田辺竹雲斎(1877年~1937年)の作品です。初代 竹雲斎と言えば、日本の竹芸作家ではトップの著名な作家で、昔ながらの 職人技 が生かされた、大振りで力強い竹の編み方が非常に面白い 骨董品 の 竹籠 で買取ました。取っ手の部分や縁の部分は、現在では非常に貴重な竹根で出来ており、今では滅多にお目にかかれない 逸品 で高価買取させて頂きました。全体の形と竹の編み方が非常に面白く、優雅さや味わいの良さが漂う、さすが初代 竹雲斎と思わせる存在感のある 名品 です。材料に使われている竹は、昔の囲炉裏端で百年以上燻され、天然の色合いで、現在では手に入らない煤竹です。購入された昔の 共箱 で共布が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、写真でご覧のように、傷んでいる所も無く、保存状態 の良い品物です。著名 な作家の作品で、昔の職人技が素晴らしい 竹籠 は、高価買取させて頂きます。
作家の作品について説明します。
一般的に芸術家が一生涯に制作された作品で、力作や秀作は制作した全作品の二割ぐらいだと聞いております。例えば、河井寛次郎の 登り窯 の周辺では多くの陶片が残され色や形を探るのに何千もの陶片を焼き、研究されていました。殆どの芸術家は、試行錯誤を何年も食い返し、50歳頃になりようやく自分独自の作品が出来るようです。最近では才能は何もしなくてもすぐに開花すると思う若者も多くおられますが、プロスポーツやオリンピックの選手達は口を揃えて何年も掛り、周りの人に助けてもらい自分の 境地 にただりつくと話されます。芸術家も同じでやはり研究し境地に入られた 晩年 の作品は、高価で取引されているようです。これらの作品を査定、鑑定、する古美術商も当然、同じ事が言えるでしょう。