奈良県天川村のお客様より刀装具の骨董品出張買取を頂き、縁・縁頭や鍔をお譲り頂きました。作者は綾小路永峯で江戸時代中期の金工師で和漢の人物図を高彫金色絵にした金工作品が得意で、この縁頭を紹介します。
売却例の説明
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作者は綾小路永峯で、江戸時代中期の金工師、通称を次郎三。この作品のように、和漢の人物図を高彫金色絵にした工法が得意で縁頭を多く残しています。小さな作品ですが、赤銅 の地肌に 緻密 に施された 魚子地 模様が素晴らしい 逸品 で、唐子や唐人、また風景の 彫金細工 や 象嵌細工 が 細密 で丁寧に施されており、綾小路永峯の作品の中でも 名品 と思われる逸品です。
刀装具 の 技法 を紹介します。このような刀装具の象嵌細工や彫金細工は戦国時代以前から受け継がれた日本の技です。このような細工以外では色付けがあり、黒四分一や 白四分一、また 四分一、そして赤銅、緋銅、朧銀 等々、いろいろな種類の合金で色付けを作りました。このような色付けされた 金工作品 は質感や色は金属の合金で出来ており、変わることなく保たれます。象嵌細工や彫金細工と色付けが用いられた刀装具は貴重な日本の 骨董品 です。