金工作品で七宝焼が施された引手の骨董品宅配買取を頂き、お譲り頂きました。
写真が12枚あります。くわしくはこちら
戸袋用の引手です。時代は明治時代から大正時代頃のものだと思われます。中は 七宝焼 が丁寧に施されております。飾りの七宝焼の周りには 魚子地 のような細かい地模様が施されており、周りの彫金細工も 繊細 で、優雅な透かし模様が施されており、存在感のある上品な 逸品 で買取させて頂きました。しっかりした作りで 重量感 があり、綺麗な引手です。四枚一組で10万円で販売しております。長年の年月を経た 逸品 ですが、ご覧のように綺麗な 保存状態 の品物で買取しました。
金工とは金属に細工をする工芸、あるいはその職人のことを指し、金属を加工して作られる 工芸品 のことを 金工品 といいます。日本に金属とその加工技術がもたらされたのは、弥生時代初期、紀元前200年頃のこと。中国大陸・朝鮮半島から伝わった金工技術によって剣や銅鐸、装身具などが作られ、材料として青銅や鉄が使われていました。古墳時代には馬具や 甲冑 を製作するようになり、青 銅器 の剣や鏡などへの装飾も見られました。日本ではその後武具甲冑に独自の発展を遂げ 日本独自 の 金工作品 の発展を築き、引手のような作品が生まれました。