買取実績 buy

面白い九谷焼の品物の買取依頼を頂き、骨董品宅配買取で三点の古陶器の九谷焼をお譲り頂きました。

写真が15枚あります。くわしくはこちら

横幅約 20cm 高さ約 8cm の菓子鉢で初代 須田菁華(1862年~1927年)の作品です。採光の加減で白く光っておりますが、傷、欠け等無く、保存状態 の良い、綺麗な品物で買取ました。業界でうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの面白い作品です。時代を経てきた割には、保存状態 の良い 逸品 で、最近ではなかなか見られない、作りの良い作品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買取した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、このような 骨董品茶道具 は現状のまま販売しております。

現在「古九谷」と呼ばれている九谷焼は、伊万里で焼かれ焼き物と言われています。其の後、江戸後期に、瀬戸で磁器産業が成功したことをきっかけに、加賀でも、春日山焼や若杉焼が作られ始めました。九谷焼 は、明暦元年(1655)に、加賀藩の命により、有田で陶技を学んだ後藤才治郎が、江沼郡九谷村で開窯したのが始まりです。しかし、わずか100年たらずで廃窯。原因はいまだ定かではありませんが、この間に焼かれたものを、現在「古九谷」と呼んでいます。廃窯後100年は、日本の 陶器 といえば 伊万里焼 でした。ところが、江戸後期に、瀬戸で磁器産業が成功したことをきっかけに、加賀でも、春日山焼や若杉焼が作られ始めました。さらに、その若杉焼が成功したことで、大聖寺 藩でも九谷焼再興が始まり、通称大聖寺の九谷焼が始りました。明治時代に入って九谷庄三の彩色金襴手が有名となり、大量の九谷焼が海外へ輸出されました。現在でも彩色 金襴手 や九谷焼独自の焼き物は外国のお客様に人気です。