茶托や面白い中国美術の作品の骨董品売却依頼を頂き、宅配で数点の中国美術の作品をお譲り頂きました。
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この茶托の材質は錫製で時代は大正時代の品物です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物で買取させて頂きました。「沈存周」とは、清時代(1644~1912年)に中国で活躍した詩人です。 中国美術 品・骨董品 において「沈存周」の名を目にする機会が多くありますが、これは「沈存周」が錫器の優れた名工としても活躍していたためです。 錫と言えば 茶器 や酒器をはじめ、古代中国から多くの品物が生産されてきました。「沈存周」は、主に茶器に画や詩を刻み、錫器の価値を一層高めてきました。 中国における茶の文化は王朝や貴族などの上流階級がルーツと言われ、「沈存周」の錫器もまた高級品として生産されてきました。茶器としては優れた評価を得る品物のため、現在でも「沈存周」の在銘錫器を集めるコレクターや茶道家が多くいらっしゃいます。
このような金属に毛彫りや片霧彫り等、彫る技法を施した作品を 金工作品 を、彫金細工 が施された金工品と言います。世界各国の 金工品 は、このような彫金細工が施されている作品が沢山あります。またこのような細工に加えて本体の地金に意図する図案の溝を彫り、別の地金を嵌め込む技法、象嵌細工と言われる豪華な 技法 があります。他には 打ち出し 技法等、また布目象嵌があります。このような品物は高価買取させて頂きます。