数点の能面の骨董品売却依頼を頂き、能面コレクターのお宅で、出張して多くの能面をお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。時代は明治時代頃の作品だと思われます。これだけの 能面・狂言面は最近では見られない作品で、時代を経てきた味わいのある 逸品 で買取させて頂きました。さすが昔の 職人技 と思わせる細工が 緻密 で、能面らしい表情が素晴らしく、伝承 された技が冴える作品です。材質は木製で実際に能舞台で使われていた能面です。裏側は丁寧な手彫りが施され、作者の 銘 が入っていっており高価買取させて頂きました。当店は能面の専門店では無いので、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、傷や割れ等無く、保存状態 の良い日本を代表する骨董品の 能面 です。
このような能面も 漆器 で出来ているので手入れについて説明します。漆器は非常に傷が付きやすいもので、タオル等の毛羽立ったものでの手入れは止めて下さい。漆器のお手入れ専用の物があると一番です。一般的な漆芸品は、耐水性はまあまあありますが、水につけるのは良くないと思われます。濡れ手ぬぐいで軽く拭く程度で十分です。お椀など食器類は水洗いできますが、一つ一つ洗った方が確実です。また、洗剤の使用は避け、乾燥の際は直射日光は避けてください。お使いの際にはあまり熱いものを急に入れると色焼けの原因となることがあります。お椀をしっかりと温めてから入れてください。