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先に品物を紹介させて頂きます。この作品は黒楽茶碗で 保存状態 も良く、茶の湯 では年中使用できて喜ばれる 逸品 です。楽吉左衛門の作家の作品で　千家十職 の楽焼茶碗の作品です。この 茶碗 は印がありますが、樂 吉左衞門の作品でも利休七種などの 名品 には、銘 や印の無い作品もあります。樂茶碗には昔の 職人技 が素晴らしい名品が数多くあります。この作品は千家の 書付 も付いており、共箱 で 名品 とまではいきませんが、お買い求め頂くお客様に喜んで頂ける 逸品 で買取させて頂きました。また 茶会 では、一楽、二萩、三唐津と言われるように昔から、湯が冷めにくく好んで使われた逸品です。絵が無く、黒楽茶碗のみの方が一年中使え、お買い求め頂くお客様には喜ばれます。このような楽焼は 骨董品 でもよく見られます。

黒楽茶碗について説明します。茶の湯 で使用する、茶を入れる陶磁製の碗のことです。奈良時代から平安時代にかけて、お茶と共に日本に 伝来 しました。碗形のものが多く、他に、筒形や平形、輪形、半筒、端反、沓形などがあります。温もりの有る茶椀が茶の湯の 茶道具 の 愛好家 には好まれており、そのなかの代表的な作品が楽茶碗です。なかでも年中使用できる黒楽茶碗の簡単な特徴を話しますと、手捏による腰の張ったやや低い軟質陶胎半筒形の茶碗です。口縁を内に抱え込み胴中ほどをわずかに絞り腰は強く曲がり、高台脇にかけて面取り風の箆削りを施されております。見込みは広く中央に茶溜りを浅く作り周辺も箆で削り込み薄造りに作られております。黒釉は高台内まで総体に掛けられ艶のないしっとりとした釉調です。また 茶会 では、一楽、二萩、三唐津と言われるように昔から、湯が冷めにくく好んで使われた逸品でお引き取り価格も高価買取させて頂きます。