茶道具買取依頼を頂き、数点の抹茶茶碗を宅配買取でお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。久世久宝の安南写しの抹茶茶碗で、大振りの平茶碗です。裏千家 家元 鵬雲斎宗匠の 書付 が付いており買取させて頂きました。このような昔の作品には、伝承 された 職人技 が素晴らしい 逸品 が多くあります。久世久宝の共箱で、共布が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、未使用品で高価買取させて頂きました。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。久世久宝の作品を 骨董品 や 茶道具 の 陶芸 作品として数多く残されております。
久世久宝( 初代)は、大田垣蓮月らとも親交を深め、裏千家円能斎よりその技量を認められ久宝の 号 を拝受しました。京焼 の伝統 陶芸家で、作風 は粟田焼の優雅さを出した仁清写色 絵付、青 金襴手、染付 などの 技法 を得意としており、歴代久宝を継承して現在は五代目で2006年に 襲名 しています。