香炉で金属工芸作品の火屋が素晴らしい青磁の香炉の骨董品売却依頼を頂き、伊万里焼や蔵六の青磁の香炉を千葉県の成田市のお客様より宅配でお譲り頂きました。この香炉は金工作品の火屋に 刻印 はありませんが、純銀製でどっしりとした重量があります。菊花尽くしの 透かし彫り が施されており、昔の 職人技 が素晴らしい作品です。ご覧のように非常に出来の良い、二代 真清水蔵六(1861年~1936年 )の香炉で、共箱が付いており高価買取させて頂きました。
売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。火屋に 刻印 はありませんが、純銀製でどっしりとした重量があります。菊花尽くしの 透かし彫り が施されており、昔の 職人技 が素晴らしい作品です。ご覧のように非常に出来の良い、二代 真清水蔵六(1861年~1936年 )の香炉で、共箱 が付いており高価買取させて頂きました。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいるところもなく 保存状態 の良い 香炉 です。このような真清水蔵六の 骨董品 や 茶道具 の作品は買取りさせて頂きます。
二代 真清水蔵六(1861年~1936年)は明治~昭和時代前期の陶工。文久元年5月生まれ、初代蔵六の長男。明治15年2代蔵六を 襲名 し、日本各地および朝鮮・中国の窯場をめぐって研究する。古陶の鑑識にも優れた。昭和11年6月13日死去、76歳。幼名は寿太郎、号 は泥中庵、著作に「陶寄」など。
青磁の香炉だけではなく、このような綺麗な火屋にも人気があるので日本の金工作品について少し説明させて頂きます。日本の金属作品の歴史は古く、弥生時代には鉄器と青銅器等が作られ、銅鐸、銅鏡 も出来ました。飛鳥時代や奈良時代には、大仏をつくろうという天皇の呼びかけによって、金・銀・銅鉄などの金属の鋳造技術や 彫金細工 の金銅仏の大仏ができました。平安時代には都の遷都もあり多くの職人が従事して日本の 金工細工 の技術が発展していきました。日本の江戸時代から明治時代、昭和初期にかけての 金工作品 は特に人気があります。中でも、江戸時代、明珍派 の甲冑師たちがはじめた金工細工の 自在置物 は、すべて鉄で作られており本物そっくりに実際に動かせる優れた芸術品で人気があります。自在置物の彫金細工師には、明珍宗察、明珍宗安、明珍吉久、明珍宗清、明珍宗光などがいます。骨董品売却の際には数百万円で高価にお取引できる金工作品もあります。