骨董品買取で木彫の蛙の置物と根付を、お客様よりお譲り頂きました。
買取例の説明
北陸の県の旧家のお屋敷で蔵を持っておられるお宅より、間もなく取り壊しをする予定で、次世代に継承したい品物もあり、作品の評価や整理をお願いしたいとお電話を頂きました。詳しくお話をさせて頂き、「一流の鑑定眼のあるお店で、千年も都が続いた祇園骨董街の店なら安心」と当店に依頼頂くことになり、石川県能美市まで出張させて頂きました。お客様から沢山の貴重な品物や諸道具をお譲り頂き、この 置物 はそのうちの一品です。木彫りの根付も一緒にお譲り頂きましたが、先にこちらの作品から紹介させて頂きます。大きな傷みも無く、保存状態の良い品物で、作も良く、お引き取りさせて頂きました。 銘 は春光で、江戸時代後期の人で十二支を得意としていました。木製で丁寧に作られており、 上手 の非常に作の良い 美術品 です。
根付は専門の根付師が作っておりますが、元々は素人の数寄者が自由に作った品物から始まっているように思います。徐々に専門の根付師や彫刻師が現れてきます、またこのような大きな置物でも根付師が作っている場合も沢山あります。結構日本は山林が多く、日本全国に木彫りの置物や彫刻が残っており、四国の讃岐彫りや奈良県の奈良彫り等々、素晴らしい作品もあります。