茶道具買取で、兵庫県尼崎市のお客様よりお譲り頂いた広蓋です。
茶道具売却依頼でお伺いしましたが、余りにも綺麗な広蓋で保存状態も良く、広蓋の方を高値でお譲り頂きました。時代は大正時代前後頃のもので、岩や波が金銀高蒔絵で昔の 職人技 の素晴らしさが際立つ 高蒔絵 の広蓋です。このように 蒔絵 や 漆器 の品物は、 保存状態 により買取価格が大きく変わります。さすが、日本の 名品 で 日本画 が描かれており、著名な日本画の作家の 花押 や 落款 が押されておりました。日本は大陸ではなく、島国です。徳川幕府などは250年以上続き、世界に誇れるような独自の 文化遺産 が多く残されております。それらの 古美術工芸品 の中には、日本ならではの素晴らしい名品や珍品が残されており、世界の人々に人気で多くの愛好家がおられます。
日本における煎茶道の始まりは江戸時代初期で、禅宗の一つである黄檗宗を開いた隠元隆琦が開祖とされています。煎茶文化はもともと中国茶の文化でしたが、徐々に日本でも広まり現在に至っています。近年煎茶の 愛好家 は、日本はもちろん中国やアジアにも多くいます。当然、アジアから来られる外国人にも日本の煎茶道具は人気があり、高価な価格で流通しています。