買取実績 buy

古い茶室に似合う金工作品の鉄打出し花入をお譲り頂きました。

買取例の説明
写真が25枚あります。くわしくはこちら
静岡県浜松市より茶道具買取依頼で、古い茶室に飾ってあった、鉄を打ち出して作られた花瓶を買い取りました。鉄を打ち出して作られた品物は、明治から昭和にかけての日本を代表する大切な骨董品です。1枚の鉄板から立体の花瓶や 置物 を打出す技術を考案したのは日本で唯一、山田宗美だけです。その一番 弟子黒瀬宗世で、この作品は彼の作品です。多くの古美術骨董品や諸道具をお譲り頂いておりますが、これだけの 逸品 は、なかなかお目にかかれません。 保存状態 も良く、高価で売却頂きました。このように日本の 金工作品 は独自の 伝承 された 技法 があり、それは戦国時代の 甲冑 や兜から続いています。甲冑や兜作りで培われた 伝統技術 が、現代の素晴らしい逸品や 名品 を作り上げました。このような作品は高価買取させて頂きます。

金工品の中でも特に、明治時代から大正時代期に作られた銀や鉄の品物が人気です。明治に入り明治9年の帯刀禁止令がでると、今までの戦う道具が作れず、金工師の人々は途方に暮れました。そこで考え、悩み、合金技術の四分一、赤胴等々、また、打つ技法、嵌める技法、彫る技法等々、今まで伝承された技術の応用を考え金工品の香炉や花瓶を作り、ヨーロッパの万国博覧会や内国勧業博覧会や展覧会の出品して、日本の素晴らしい技術が世界より絶賛され現在の日本の金工品は世界に人気があるのです。