面白い水墨画や多数の掛軸の骨董品売却依頼を頂き、出張して拝見しお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。この掛け軸は水墨画で中国の文人 画家 が描かれた 逸品 だと思われます。日本の 水墨画 の歴史は古く、大陸の水墨画は唐代に生まれ、朝鮮、日本に伝わって独自の発展を遂げました。このような水墨画の 骨董品 は日本でも中国でも人気があり、日本の明治時代や江戸時代に描かれた骨董品の水墨画でもに高価に取引されています。本来の本科の作品はもっと時代も古く、価格も高価買取させて頂けますが、このような後書きの作品でも結構人気があり買取させて頂きます。
掛軸 日本の水墨画深い精神性をもった東洋的な絵画表現で描かれる水墨画は、自然や人生観、わび・さびの精神、静寂などを端的に表現し、見る者の心を強く惹きつけます。本格的に日本に伝わったのは鎌倉時代と言われています。鎌倉時代から室町時代にかけて、禅宗とともに日本に伝わりました。鎌倉時代後期には、禅の精神を表すものとして、蘭、竹、菊、梅などが水墨画で盛んに描かれ、掛軸に使われました。室町時代には、日本独自 の日本水墨画に発展しました。この時期には多くの禅僧が中国へ留学しており、水墨画を持ち帰ったとされています。雪舟も中国に渡って宋・漢画などの 中国画 を学び、 日本独自 の 水彩画 を創始しました。雪舟の作品では、 風景画 の代表作、天橋立図を含め6作品が 国宝 に指定されています。室町後期には幕府御用絵師の狩野正信・元信の親子も登場し、日本画の 技法 を取り入れられた水墨画が増え、日本画 としての水墨画の最盛期を迎えました。江戸時代前期に一旦衰えたように見えましたが、江戸時代後期に新しい 画風 が取り入れられ、文人画・南画と円山 ・ 四条派 の二つの 流派 が勢いを増し活躍しました。伝世品 として残されてきた水墨画、日本画、美術品、骨董品などは買取させて頂きます。