珍しい洋画の山口長男の作品で、骨董品売却依頼を頂き宅配でお譲り頂きました。
写真が2枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。この洋画の 油絵 は日本の 抽象画 の先駆的な開拓者として世界的に認められている 洋画家 の山口長男の作品です。しかし若抽きの作品で、フランスへ渡り著名な作家のピカソやブラックなど、抽象 的 な 作風 の 画家 に強い影響を受け、佐伯祐三らと交流を深め1982年に3代目武蔵野美術学園学園長に就任された以前に描かれた作品だと思われます。やはり晩年には独自の 抽象 の世界を築き上げ、黒の地色の上に黄土色または赤茶色の絵具がかなり厚塗りされた作品を形成し、そのような作品は人気があります。
彼の特徴はイエローオーカーとアイボリーブラック、ベネチアンレッドとプルシアンブルーといった2色のみの色面構成の抽象画を描き、東洋的情緒を表現した独自の抽象絵画を確立しました。代表的な作品は、「劃-赤」「脈」「池」「象」「構成」などがあります。晩年 の黒系の地に、黄土色または赤茶色系の大きな色面を配した抽象画が、特別高価買取対象作品です。また晩年のデザインや色を極力抑え、マチエールで質感を表現した山口長男の抽象画は、特別高価にお譲り頂けます。このような作品が高価買取させて頂きます。骨董品 や 茶道具 も同じような事が言えます。