未使用品で金工作品の銚子や諸道具の骨董品売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。菊地政光の鉄の銚子です。さすが菊地政光の作品で、丁寧に作られた日本の昔の 職人技 が見られる 逸品 です。全体的に 重量感 があり、ご覧のように面白いデザインの銚子で買取させて頂きました。共箱 で栞が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品で 完品 です。最近では、中国茶や 煎茶道具 として人気があります。また中国茶や 中国美術 で使える 骨董品 や 茶道具 は高価買取させて頂きます。
菊地政光は昭和13年生まれ、茶釜師の高橋敬典(人間国宝)の工房で修行します。昭和48年独立、菊地政光工房を立ち上げます。その後数々の入選や 受賞 を重ね、平成3年には山形市技能功労賞を受賞します。平成5年に朝日新聞社賞を 受賞 します。国指定伝統工芸士、40年以上の長い作歴を誇り茶釜製作の先頭に立ち製作に励みました。
最近では、上記のような時代ではなく、世界中どこでも行ける時代で、若者のコレクションも当時とは違い、世界で通じる作品や新しい草間彌生のような現代作家が現れ、過去の 名品 も価格が安くなってくる傾向があります。骨董品にも、時代の流れや流行があり、特に絵画や陶芸作品は、現代作家の作品が人気があります。また、作家の名前で相場価格の問い合わせをよく頂きますが、同じ作家の作品でも 若書き と 晩年 の作品では、大きな差があり、図柄 や簡単に描かれた作品と、時間を掛けた作品とでは、大きな価格の差があります。