買取実績 buy

秦蔵六の銀瓶の骨董品売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。

写真が22枚あります。くわしくはこちら
取手を含む高さ約 17.8cm 摘みまでの高さ約 13.7cm
注ぎ口を含む横幅約 15.9cm 重さ約 395g

先に品物を紹介させて頂きます。三代 秦蔵六の 金工作品 で、純銀製品です。煎茶道具 の銀瓶で、共箱  です。昔の品物で、少し銀の変色が見られます。簡単に綺麗になりますが、現状のまま販売しております。さすが秦蔵六と思わせる丁寧な銀地の 打ち出し 模様が綺麗な品物で高価買取させて頂きました。鉄は硬くて細工が難しいのですが、この作品の取手は鉄でできており、貴重な 逸品 です。注ぎ口は鉄砲口です。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品で、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、さすが、滅多に見られない品物です。近年、金工作品や銀瓶はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。このような日本で作られた 骨董品銀瓶、買取させて頂きます。

三代 秦蔵六は(1882年(明治15)〜1934(昭和9))、二代蔵六の三男で、二代蔵六に 師事 する。1934年逝去。京都金工名誉会長。

この作品は銀瓶ですが、水注について少し説明させて頂きます。茶道 や煎茶道における茶の席で、茶碗急須 に水を注いだり、あるいは水を継ぎ足す際に使う茶道具を水注と呼びます。煎茶の手前に必要な水を入れておく器で要するに水指のことです。形や種類は色々あり千差万別ですが、歴史的価値や 上手 で出来の良い作品の価格は高値で取引されています。水注は頻繁に使うため、色鮮やかな絵柄が描かれた作品が見られ、骨董品としての魅力も非常に高い品です。一般的に水注と呼ばれるのは、陶磁器 製のものになります。