買取実績 buy

金工作品の飾金具や刀装具の骨董品売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。

写真が14枚あります。くわしくはこちら
横幅約 6.5cm 縦幅約 3cm 厚み約 0.7cm

先に品物を紹介させて頂きます。時代は明治時代前後頃の作品です。先々代が明治時代に金工作家をしておられ、作られた作品が残っており、買取させて頂きました。材質は非常に分厚い銅で作られ、彫金細工が丁寧に施された 重量感 のある飾金具です。写真をご覧のように、裏座金具も付いており、現在でも飾金具として十分使用出来る作品です。 はありませんが、昔の 職人技 が素晴らしく、ご覧のように作の良い 逸品 です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物です。骨董品の飾金具、または象嵌細工が施された茶道具は買取させて頂きます。

今回は金工作品の飾金具を紹介させて頂きましたので、明治から昭和初期歴史背景について少し説明させて頂きます。明治時代になり、帯刀禁止令が出されて、刀や刀装具を作れなくなり、いろいろ工夫を凝らし、こうして現在のような、金工作品の自在金具や香炉、また銀瓶や花入れ、が作られました。また、江戸時代より明治時代に変わり、日本は産業も無く、外貨獲得の方法が無い時にヨーロッパの万国博覧会で、爆発的人気が出て、美術工芸品 の輸出で外貨獲得でき、明治時代は国策でも美術工芸品の輸出を奨励しました。