純錫製品の盃やアンティークの骨董品売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。
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口径約 5.3cm 高さ約 2.3cm 高台径約 3cm
先に品物を紹介させて頂きます。純錫製品の盃で時代は明治時代頃の品物です。盃の外側には 鋳造 の流し込みですが丁寧な 図柄 模様が施され、昔の 職人技 が素晴らしいアンティーク金工作品の 逸品 です。このような 金工作品 の杯は、中国茶で好んで使われ、愛好家 のお客様の間では人気の品物で買取させて頂きました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。錫はとても魅力のある金属で、錫の酒器はお酒をまろやかにしてよりいっそう美味しくなり、茶器はお茶の香りを長く保ち、花器は花持ちを良くしてくれます。上品な色合いや光沢、柔らかな手触りで温かみや 重量感 があり、使い込むほど独特な味が出ます。このような骨董品や茶道具は買取させて頂きます。
今回錫製の盃をお譲り頂きましたので、手入れや使用の注意をまとめてみました。金属工芸品は色の変色はありますが、特別な手入れはほとんど必要ありません。融点の低い金属で、火の傍に置かないことが大切です。ストーブやガスコンロの傍に置いておきますと、あっという間に溶解します。タバコの火が約800℃ですが、約200℃より少し高い温度で溶け出すと言われていますから、相当に低い温度で溶け出すので、ご注意ください。また、長時間家庭用の冷凍庫へ入れっぱなしにしされても、変色や質感が変わります。使用する直前に急冷される程度なら問題はありません。最近身近に売っている「メラミンフォーム」と言う洗剤のいらない台所スポンジが錫、銀も傷めることが無く油汚れだけを綺麗に取り去ります。