買取実績 buy

日本画の掛け軸や絵画の骨董品買取依頼を頂き、宅配で多くの掛軸や絵画をお譲り頂きました。

写真が21枚あります。くわしくはこちら
全体 縦幅約 211cm 横幅約 55.5cm
本紙 縦幅約 129cm 横幅約 42cm

先に品物を紹介させて頂きます。立雛の 図柄 で、非常に丁寧で 細密 に描かれた望月玉成の真筆で 名品 です。丁寧な色使いで、望月玉成ならではの力作だと思われます。長年の年月を経てきた 逸品 ですが、ご覧のように気になる大きなシミも無く、綺麗な 掛軸 で買取させて頂きました。購入当時の華やかで素晴らしい表具が施され高価買取させて頂きました。絹本 地で 共箱 が付いております。

望月玉成(明治33年~昭和31年)は明治ー昭和の日本 画家で京都生れです。望月玉渓の子です。京都絵専卒で西山翠嶂、父玉渓に 師事 しました。望月派六代目で、帝展・日本美術協会等各展入選します。京都市立絵画専門学校(現:京都市立芸術大学)を卒業しました。西山翠嶂と父望月玉渓に師事し、花鳥画 を得意としています。

本格的に掛軸が使われるようになったのは室町時代からの茶道の流行です。室町時代に入ると茶の湯(茶道)が隆盛し、茶室の床の間に飾る目的で、茶道具の水墨画の掛け軸が多く使われるようになりました。この時、茶道における掛け軸の重要性を唱えた人物が千利休です。室町時代に掛け軸が一層普及した背景には、この千利休の存在が大きかったといわれています。掛け軸が全国的に普及するようになった時期は、江戸時代以降です。特に18世紀に入ると、江戸を中心に活躍していた狩野派と並ぶように、京都の 画壇 も賑やかとなり、それに伴って骨董品の掛け軸も注目されるようになっていったと伝えられています。