遠方のお客様より煎茶道具や抹茶道具の茶道具売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。時代は明治時代頃から昭和初期頃の 逸品 です。共箱 はありませんが、合わせ箱が付いております。長年の時代を経てきた味わいと風格が感じられる御茶碗で、ひび割れや欠け等無く、保存状態 の良い品物です。相馬焼は何代も 伝承 されてきた作品で、昔の 職人技 が素晴らしい逸品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。このような 茶道具 や 骨董品 は買取させて頂きますので、是非当店にご相談下さい。
相馬焼の茶碗を買取させて頂きましたので、相馬焼について少し説明させて頂きます。相馬焼のルーツは、大堀相馬焼は江戸中期の元禄3年(1690年)に開窯し、相馬藩の保護育成のもと 窯元 が300年の 伝統 を引継ぐ手造りの 名品 です。浪江町美森に埋蔵する陶土を 轆轤 で手造りによって形成し、仕上げ後、陰干しにより完全乾燥した後素焼きします。そこに特有の「走り駒」の絵を描き、釉薬 を掛けて本焼焼成します。また、独特の「二重焼」は、お湯が冷めにくく、熱いお湯を入れても持つことができます。