日本を代表する明治時代の金工作品を宅配でお譲り頂きました。
写真は200枚以上あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。この名品は、関口真也(明治10年~昭和7年)の作品です。時代は、明治末期から昭和初期にかけて作られた作品です。当時は 廃刀令 が発令され、戦う道具(刀や槍)が作れず、金工作家は苦労の末、伝承 された金工技術でこのような画期的な 金工作品 を作りだしました。このような作品は、当時のヨーロッパの 博覧会 で絶賛されました。当時、渋沢栄一の時代で、輸出の花形商品としてもてはやされ、日本を代表する骨董品として世界に輸出されました。現在では、この様な作品は作れず、また象嵌細工や彫金細工の 技法 を 伝承 する作家はおらず、日本独自 の貴重な 骨董品 として現在でも世界の 愛好家 に人気がある逸品で高価買取させて頂きます。
この作品の材質は純銀です。この作品の見どころは、象嵌細工や 彫金細工 で、象嵌細工の部分は見る角度により淡い色合いを発し、当時でも不思議な象嵌技法を用いて作られており、当時はもちろん、現在でもこのような象嵌細工は見られません。このような 繊細 で優雅な 名品 は、昔の伝承された日本ならではの 職人技 で日本を代表する骨董品です。採光の加減で白く光っておりますが、すべての品物は傷んでいる箇所も無く、保存状態 の良い品物です。
金工作品の中でも特に、明治時代から大正時代期に作られた銀や鉄の品物が人気で高価買取対象です。明治に入り明治9年の帯刀禁止令がでると、今までの戦う道具が作れず、金工師 の人々は途方に暮れました。そこで考え、悩み、合金技術の四分一、赤胴等々、また、打つ技法、嵌める技法、彫る技法等々、今まで伝承された技術の応用を考え金工品の 香炉 や 花瓶 を作り、ヨーロッパの万国博覧会や内国勧業博覧会や 展覧会 の出品して、日本の素晴らしい技術が世界より絶賛され現在の日本の金工作品は世界に人気があるのです。中でも象嵌細工や彫金細工が素晴らしい作品、また皇室からの下賜品の花瓶、香炉、 等も製作され現在では、著名 な作家の作品には買取価格が百万も超える逸品もあります。また、昔の自在 置物 のように 日本独自 の 繊細 な職人技を生かした品物は世界に人気があります。このような 茶道具 や骨董品は高価買取させて頂きます。