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茶道具売却依頼で加賀蒔絵の棗や抹茶道具を出張してお譲り頂きました。

写真が24枚あります。くわしくはこちら
直径約 7.1cm 高さ約 7.5cm

先に紹介させて頂きます。材質は木製で、蒔絵が施されております。加賀の蒔絵師、新井宗賀の棗です。黒地に金の漆で紅葉と桜の雲錦蒔絵が丁寧に描かれており、たいへん美しい棗です。よく見ると、黒地の部分には細かい金がきらきらと光るように施された優雅な作品です。また、底と内側は銀地が丁寧に施されており、日本の昔の 職人技 が冴える素晴らしい 逸品 です。共箱が付いております。非常に綺麗な本体や 共箱 で、未使用品と言っても良い作品です。採光の加減で白く光ったり、背景が映り込んだりしておりますが、傷んでいるところはありません。このような綺麗な 蒔絵 は高価買取いたします。このような綺麗な茶道具骨董品 は高価買取させて頂きます。

棗は、抹茶を入れるのに用いる茶器で、茶の湯 における代表的な茶道具です。名前は、植物のナツメの実に形が似ていることから茶器で棗と呼ばれるようになりました。鮮やかな青緑色の 薄茶 を入れる塗物の器を 薄茶器 と言い棗は一般的にこの薄茶器の総称です。棗の素材としては、木地が多く用いられております。千利休好みとされる棗が茶人の間で用いられるようになり、江戸時代には薄茶器として茶の湯でよく使われるようになりました。そして、現在のように豪華な蒔絵が施され、大棗・中棗・小棗・平棗といろいろな棗が出来ました。