日本の古陶器の信楽焼やお国焼の古陶器の骨董品売却依頼を頂き、五~六点の作品をお送り頂きました。
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先に紹介させて頂きます。この小壺の 古陶器 は信楽焼で出来ています。信楽焼は日本の 骨董品 や 茶道具 に多く見られます。本歌の作品は桃山時代から江戸時代に作られた 逸品 で、中世から現在まで 陶磁器 の生産が続き、滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器で、本歌の作品は高価買取させて頂きます。狸の 置物 が有名ですが、この作品のように素朴さのなかに、日本人の風情を表現したものです。またこの作品は信楽特有の土味を発揮し、登窯、窖 窯 の焼成によって得られる温かみのある火色の発色と自然釉によるビードロ釉と焦げの味わいに、わび・さび”の趣を伝えていいます。しかし時代が明治時代頃に作られた作品だと思われ、買取価格も安価な品物です。
どの 古陶器 にも言えますが、一般的に 釉薬 は昔は天然の釉薬を使っており、まったりとした奥深い色が出ます。例えば、陶磁器の白い部分ですが、真っ白の作品は新しく、少し濁ったミルクのような白い色が多くあります。近年の化学顔料を使った作品は、鮮やかな色をしている作品が多くあります。特に染付 の色は、青々とした色で、贋物 が売られていても、よく見れば素人でも分かると思われます。