高麗茶碗や唐物の茶道具売却依頼を頂き出張してお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。この高麗茶碗は、味わいがあり形も面白い 逸品 です。保存状態 も良く、日本の時代的には江戸時代から明治時代頃に作られた 逸品 です。ご覧のように、長年の時代を経てきた味わいと風格があり、景色 が素晴らしい高麗茶碗で買取させて頂きました。このような昔の 茶道具 は 茶会 では好んで使われてきた作品です。本来の桃山時代やそれ以前の時代の作品なら非常に高価買取出来ますが少し時代が足らないようです。箱はありませんが昔の箱に入れて高価に販売されてもいい品物です。
高麗茶碗とは、朝鮮半島で焼かれた 茶碗 の総称です。そのほとんどは李朝時代に焼かれたもので、当時、日本では朝鮮のことを高麗と呼んだため、高麗茶碗と呼ばれました。元来は朝鮮の人々の李朝時代の日用雑器で、茶人たちの審美眼に依って見い出されて、抹茶碗に見立てられたものです。室町時代末期以降、わび茶用の 茶碗 として茶人の間で 愛玩 された 古陶器です。この時代、中国や朝鮮との 交易 や貿易が盛んでした。多くの 骨董品 や 唐物 が 伝来 し、時の権力者や 豪商 たちに愛玩されてきました。中には、日本の著名な作家が作った 陶器 より、珍重された 逸品 も数多くあります。