福井県あわら市のお客様より骨董品売却依頼を頂き、写真を拝見させて頂くと面白そうな青白磁の古陶器の茶碗で、出張してお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら
中国美術 北宋時代 青白磁牡丹刻文平茶碗ですが少し時代が若いようでそんなに高価買取作品でもありません。このような青白磁の品物には高価な 骨董品 や 茶道具 もよくあります。このお客様も先代が青白磁が好きで集められていたようで、お亡くなりになり売却依頼を頂きました。他府県ですが近くの福井県のあわら温泉近くにお住まいのお客様ですが、古美術やかたのホームページをご覧になり、当店では沢山の青白磁の品物を販売しており安心して売却依頼を頂いたようです。面白い品物のようだったので出張して拝見させて頂き売却頂きました。
この平茶碗の材質は青白磁で、丁寧に 図柄 が描かれております。最近では 唐物 や 中国美術 が人気があり、このような 青磁 や白磁 の作品はアジアのお客様に購入頂いております。白磁や青磁の 陶磁器 はアジアの中国茶の 愛好家 の間では人気があります。ふっくらとした綺麗な円形の職人技 が素晴らしい平茶碗です。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、綺麗な品物です。このような青白磁 の平茶碗は買取させて頂きます。
青白磁の陶磁器について少し説明させて頂きます。青白磁は、白い石を原料とした磁器土から作られています。素焼した器に、焼くと青味のでる鉄分を少しふくんだ釉薬をかけて焼いた作品のことで、中国で焼かれたものが始まりです。焼くと透明になる 釉薬 をかけて作り、器の白さをいかしたものを白磁といいます。鉄分をふくんだ土に、焼くと青緑色になる釉薬をかけてできたものを青磁(青瓷)といいます。きざまれた模様の部分に溶けた青色の釉薬がたまって美しい水たまりのようになります。青白磁のむずかしさは、釉薬をとても厚く塗るので、焼いている間、器に負担がかかり、割れやすいところです。