茶道具売却依頼で裏千家の鵬雲斎の自作茶杓や抹茶道具、小さな骨董品も一緒に宅配でお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。この 茶杓 は 保存状態 も良く、綺麗な茶杓です。裏千家、鵬雲斎の自作の茶杓で、下削りを黒田正玄が行っています。このような綺麗な茶道具は、茶会 にも使え、茶の湯 では大切にされている逸品です。共箱 も付いており、二重箱に入っております。バブルの頃、数多く鵬雲斎の自作の掛け軸や茶杓が出回っていますが、最近では、抹茶の世界は、コロナ禍で茶会が開けず、また人口の高齢化で、人気が無く、価格が下がっております。抹茶のお道具より、煎茶道具 の方が、中国茶にも使え、価格的には高くなっています。また、骨董品 でも 家元 の 書付 のある 逸品 は一般的に高価に取引されています。
黒田正玄の茶杓なので下削りの作者について少し説明します。茶杓には多くの自作の茶杓がありますが、下削りの作者により買取価格は大きく変動します。一般的に有名な下削りの作者は 千家十職 の黒田正玄で、彼の作品は骨董品でも高価に取引されているようです。その次によく聞く下削りの 著名 な作家は利斎のように思われます。買取価格には黒田正玄と利斎では二倍、三倍とお引き取り価格は違う事もあります。