買取実績 buy

面白い昔の金工作品で酒燗器や諸道具の骨董品売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。

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横幅約 21.7cm 縦幅約 11cm 提手を含む高さ約 19.6cm

先に品物を紹介させて頂きます。材質は銅です。時代は江戸時代から明治時代頃の提手酒燗器で、打ち出し の地模様が丁寧に施され、現在でも使用可能な貴重な 逸品 で高価買取させて頂きました。提手酒燗器で、本体横にやかんのような注ぎ口が付いており、その横の透かし彫りの蓋を取ると、その中に炭を入れ、火をおこし温める酒燗構造になっております。その下の四角い穴は、燃えた後の炭が落ちるようになって、引き出し状に作られ、不要な炭がらを取り出せるようになっています。また、もう一方の彫金細工の蓋の中にはお酒を入れます。

昔に作られた作品で、分厚い金属で出来ており、地模様の菊や桐の模様がしっかり施されております。
さすが昔の 職人技 が素晴らしい逸品で、作品の細部に至るまで丁寧に仕上げられております。持ち手に編み込まれた竹も現在では出来ない昔の手法で出来ております。このような 完品 で使用可能な昔の酒燗器は、現在では殆ど見られず貴重な逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物で、水漏れも無く、現在使用可能です。昔の 職人技 が素晴らしい 茶道具骨董品 は、高価買取させて頂きます。

明治時代になり、帯刀禁止令が出されて、刀や刀装具を作れなくなり、いろいろ工夫を凝らし、こうして現在のような、金工作品の自在金具や香炉、また銀瓶や花入れ、が作られました。また、江戸時代より明治時代に変わり、日本は産業も無く、外貨獲得の方法が無い時にヨーロッパの 万国博覧会 展覧会 で、爆発的人気が出て、美術工芸品の輸出で外貨獲得でき、明治時代は国策でも美術工芸品の輸出を奨励しました。この作品はこんな立派な作品ではありませんが、昔の伝承された技術を使って丁寧に作られた逸品です。