茶道具売却依頼を頂き、煎茶道具や抹茶道具を宅配でお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。時代は明治時代頃の 香合 です。面白いデザインで、可愛い品物です。小品の 香合 の青磁ですが、面白い形で昔の 職人技 が見られる 逸品 です。共箱 はありませんが、保存状態 も良く未使用品に近いしなものです。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品では無く、直接買取させて頂いた品物です。直接お客様より買取させて頂いたうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
青緑色の釉のかかった磁器、陶磁器 で、骨董品 や 茶道具 に多く見られます。清澄な青緑色になりますが、これは 釉薬 やおよび素地に微量に含まれる鉄分が強力な還元焼成によって発色するためです。ときに黄色になったり、灰青色になったりする場合もありますが、総じて 青磁 と呼びます。中国では古くから焼かれていましたが、宋代において完成・発達し、優れたものが作られました。制作の年代、窯、形状、模様などによって数十種類に分類されますが、耀州、臨汝、修内司、龍泉窯などのものが優れています。中国には官窯と呼ばれる、皇帝の命を受け、皇帝直属の 窯 があります。この窯で焼かれた陶磁器を 官窯 品といい、民間の雑器と一線を画した、 技法 を極めた 中国美術 を代表する 逸品 が多く残されています。