中国美術の作品のような面白い錫製の茶器セットの骨董品売却依頼を頂き、古道具を宅配でお譲り頂きました。
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写真3 横幅約 25cm 縦幅約 13.7cm 高さ約 12.8cm
写真18 横幅約 15cm 縦幅約 9cm 高さ約 12cm
写真25 横幅約 19cm 縦幅約 9.7cm 高さ約 12.4cm
写真32 直径約 4.3cm 高さ約 3.6cm
写真37 直径約 31cm 高さ約 2.5cm
先に品物を紹介させて頂きます。材質は錫製です。このアンティークの セットは 、保存状態 も良く大切に使われてきた 逸品 だと思われます。中国製の品物のようですが日本の時代では、明治時代の後半から昭和初期頃作られた 逸品 です。共箱や合わせ箱はありませんが、作品の裏に 刻印、もしくは 銘 があり中国製の出来の良い骨董品だと思われ買取させて頂きました。地模様に非常に面白い 図柄 の 彫刻 が 手彫り で施され、綺麗で丁寧に作られた昔の 職人技 が素晴らしい逸品です。水漏れや凹み、変形等無く、ご覧のように 保存状態 の良い未使用品のような綺麗な逸品です。錫はとても魅力のある金属で、錫の酒器はお酒をまろやかにしてよりいっそう美味しくなり、茶道具 の茶器はお茶の香りを長く保ち、花器は花持ちを良くしてくれます。上品な色合いや光沢、柔らかな手触りで温かみや 重量感 があり、使い込むほど独特な味が出ます。
錫製品の特長について説明します。錫製の茶壷や茶筒は密閉性が高く、茶葉の保存には最適とされています。薩摩の偉人、大久保利通公が愛用していたと言われている錫製の茶筒の中に残っていた百年前の緑茶も、味や香りがいささかも損なわれていなかったというエピソードが残っています。茶壷は、高さは小は20cm、大は50cmに及ぶものがありますが、多くは30cm内外で、首が立ち上がり、肩に2~6個の耳(乳という)が付いていますが、多くは四耳です。中国茶の世界では、中国美術 で錫製の 諸道具 が非常に人気があり、大きな錫製の茶壷は高価買取させて頂きます。