買取実績 buy

大皿の置物や古陶器の伊万里焼の骨董品売却依頼を頂き、出張して売却依頼を頂きました。

写真が6枚あります。くわしくはこちら

先に品物を紹介させて頂きます。明治時代前期の 伊万里焼 です。すべて手描きで、面白い昔の手作りの作品です。綺麗な模様で 上り の良い品物です。描き込みが 細密 で、染付 が非常に美しい飾皿です。写真のように、傷・割れ等無く、完品 です。江戸時代初期の作品の古伊万里 なら買取価格は10倍ぐらいするでしょう。非常に綺麗な伊万里焼の作品で、染付の色合いは、食卓のいろいろな食べ物を盛り付けても無難な色合いで、日本人好みで、染付 の色合いは 愛好家 も多くおられます。保存状態の良い伊万里焼、李朝陶磁器などの 古陶器 、また 骨董品茶道具 は買取します。

伊万里焼について少し説明させて頂きます。九州北西の佐賀県有田町周辺で17世紀から作られている 磁器 の総称で、日本最古の産地でもあります。16世紀末の朝鮮出兵時、朝鮮人陶工を伴い帰国した李参平が磁器原料の磁石を発見し、日本で作陶を行うこととなり、17世紀初頭が伊万里焼のはじまりとされています。朝鮮人陶工の下に、日本人陶工も磁器に関わる高度な技術を習得して、さらに中国景徳鎮磁器の技術習得が図られ、色絵 技法も習得しました。磁器は中国が発祥の地ですが、戦乱と王朝交代で中国磁器の輸入が途絶え、代わりに有田が磁器生産を増やし、国内の磁器市場を築きました。当初の朝鮮式の技術から中国式の技術への転換が起こり、技法 が刷新されて、色絵の技法が中国人陶工より伝えられ、現在の伊万里焼の磁器の基となっております。