買取実績 buy

骨董品売却依頼を頂き、地方のお客様ですが出張して、数点の金工作品や置物をお譲り頂きました。

写真が5枚あります。くわしくはこちら

先に品物を紹介させて頂きます。この作品の材質は、 純銀 で出来た 金工作品 です。時代は明治時代から昭和初期頃のものだと思われます。藤の花の 彫金細工 が、綺麗に施されており、象嵌細工 も施されていたら高価な買取価格の作品です。昔の品物で、銀の変色が見られ、簡単に綺麗になりますが、昔のまま、販売しております。作品の底に作者銘と純銀の 刻印 が入っておりますが、記念に配られたとの文字もあります。採光の加減で白く光っておりますが、写真をご覧のように、状態の良い品物でお譲り頂きました。このような金工作品や金属工芸作品で、象嵌細工や彫金細工が綺麗な作品は高価買取させて頂きます。

金工作品の花入れなので、日本の 金工 の歴史について少し説明いたします。金工とは金属に細工をする工芸、あるいはその職人のことを指し、金属を加工して作られる 工芸品 のことを 金工品 といいます。日本に金属とその加工技術がもたらされたのは、弥生時代初期、紀元前200年頃のこと。中国大陸・朝鮮半島から伝わった金工技術によって剣や 銅鐸、装身具などが作られ、材料として 青銅 や鉄が使われていました。古墳 時代には馬具や 甲冑 を製作するようになり、青銅器の剣や鏡などへの装飾も見られました。この頃の遺跡からは、鋳金 によって作られた鉄製の刀や斧なども出土しています。日本ではその後武具甲冑に独自の発展を遂げ日本独自の金工作品の発展を築きました。その後も日本の 骨董品茶道具 の金工作品は世界でも人気があります。