面白い七宝焼の骨董品売却依頼があり、出張させて頂きお譲り頂きました。
写真が3枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。この作品は、七宝焼で 有線七宝 で作られております。簡単に説明しますと、“銀線を使う七宝”。線で模様を描いて、そこに色を差していく 技法 です。全て職人による手作業なので色の濃度にも個性が出ます。この 逸品 は著名な作家の作品でもなく、時代は結構昔の作品ですが、本歌の作品柄ではなく、日本の時代に直したら明治時代に作られた 七宝焼 で、当時の 職人技 が素晴らしい 逸品で特別高価ではありませんが買取させて頂きました。本歌の江戸時代前期の 名品 なら特別高価買取対象の作品でしょう。この作品は綺麗な 花瓶 で、大切にされて 保存状態 も良く、未使用品に近い品物です。
このような七宝焼について少し説明させて頂きます。昔からよく見られる 七宝焼 で、このような 図柄 の逸品は数多く制作されています。金、銀、銅などの金属に美しいガラス質の 釉薬 を用い高温で焼く金属工芸品で、伝統 工芸技法のひとつで、この作品のように、奥でキラキラ光る逸品は昔から人気があります。昔の逸品で、職人技 が丁寧で、数多く作られた作品ですが、上り の良い作品です。このような作品には 骨董品 や 茶道具 にも多く見られます。この作品は日本の時代にしたら明治時代にかけて作られたの中国製だと思われます。
当店では半端の品物や、傷、カケがあっても買取や販売しており、四季折々には一日百名程のお客様に来店頂き、近くには大学や博物館、また美術館の研究機関が有り、趣味で集めておられる 愛好家 も来店頂き、参考品や学術品として貴重な品物もあります。