中国美術の印材や玉の骨董品売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。この印材は、寿山石で出来た作品です。細部まで丁寧に彫られており、昔の職人の彫る技法が施された品物です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。このような印材は買取させて頂きます。この石でも透明度が高く、もう少し時代も古い石なら高価買取出来る 逸品 もあります。骨董品や 茶道具 の 掛け軸 に押されている 花押落款 もこのような印材を使われています。
印材 ( いんざい )。印章を彫るための素材で、金属・牙骨・石・植物素材・陶磁などがあります。元明の時代に印章石が発見され、中国篆刻時代が始まりました。それまで書家が自分には彫れなかったものが、自らの表現を実現できるようになったからです。また石自体の豊富な種類、文様や色彩、独特な手触り。またその希少性から軟宝石(やわらかい宝石)としてコレクションの背景になったようです。福建省寿山の田黄(でんおう)石は、同量の金より数倍から数十倍の価格が付いたといわれます。
古美術やかたでは、数十年も放置された蔵や納戸での作業は、汗をかき埃まみれになりますが、綺麗な状態にしないと、査定や 鑑定 が出来ません。そのような作業も全て無料で行っていますので、お気軽にご相談頂ければ結構かと思います。