日本画の掛け軸や水墨画の骨董品売却依頼で、出張してお譲り頂きました。
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全体 縦幅約 218cm 横幅約 63cm
本紙 縦幅約 124cm 横幅約 48cm
先に品物を紹介させて頂きます。森寛斎の作品で、奥谷秋石の識箱が付いております。当店が拝見させて頂いても本物に間違いないので買取させて頂きました。昔の 日本画 の素晴らしさが表現された、現在では見られない 名品 です。日本画独自の 伝承 された 技法 が施され、丁寧に描かれた作品です。表具も昔のままの表具で、今では見られない、昔の古裂が美しく 重厚感 があり、素晴らしい 掛け物 です。古い時代 のものですが、シミ、折れ等ほとんど無く非常に状態の良い品物です。本紙は絹本で、軸先は象牙が付いております。茶道具や森寛斎の骨董品の掛け軸で面白い 図柄 の作品や、状態の良い昔の掛軸は買取させて頂きます。
森寛斎(1814〜1894)は山口県に生まれた日本 画家。名は公粛。森徹山に日本画を学び、養子となった。幕末には絵師としての立場を隠れ蓑に、長州藩の品川弥二郎らと命を賭して国事に奔走した。維新後は京都で画業に専念し京都 画壇 を代表する立場となり、帝室技芸員 となった。門下からは、野村文挙、山元春挙らを輩出した。明治時代、今応挙(いまおうきょ)と呼ばれ、正当な円山派の 画風 を継承し、また南画表現も自らのものとした。
古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中心に位置する 老舗 の骨董店です。