買取実績 buy

作家の置物や竹花入れの骨董品売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。

写真が7枚あります。くわしくはこちら

先に品物を紹介させて頂きます。時代は、明治時代から昭和初期頃にかけて作られた作品です。天然の竹を用いた釣り 花入 れで、非常に面白い、上品な 逸品 です。シンプルな作品ですが、天然の竹の味が素晴らしく、珍しい 逸品 です。さすが昔の 職人技 が冴える 名品 で、竹とお花の自然界の出会いを思い出させる作品です。共箱 が付いておりますが、記念に頂かれた作品です。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品で傷んでいる所はありません。この竹花入は 初出し で買い求めた作品で、簡単な紙の 共箱も付いており、未使用品の 逸品 です。このような品物は海外から来られた、観光目的のお客様にお買い求めいただいております。この作品は買取させて頂いた品物ですが、お店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では 骨董品茶道具 の買取商品で価格の安い二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。

この作品は作家の作品ではありませんが、流派でもないのですが記念に出された流派みたいな品物なので、それについて少し説明します。古美術工芸の分野では、多くの作家がおられますが、それぞれの分野で流派があり、それらに所属して技術を 伝承 されてきました。例えば、江戸時代の 根付 の流派では、岡友派や吉長派が有名で、また、刀装具 では正阿弥派や後藤派、また平田派や奈良派が有名です。このように 弟子 入りし、師弟関係で伝承された 職人技 を学び、それらを基礎として自分独自の制作技術を習得していきました。当然、若い頃には自分の 作風 を作るまでには至らずで、やはり 晩年 の作品は独自の 境地 に至った 名品 が多くあります。

素人判断せずに、箱がボロボロで汚いだけの品物でも遠慮せずお持ちください。