買取実績 buy

茶道具売却依頼で四国の高知県まで出張させて頂き、天然素材の黒田正玄の逸品や煎茶道具、抹茶道具をお譲り頂きました。

売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。材質は木製で、作者は漆工の名工、千家十職黒田正玄 です。時代は明治時代頃から昭和初期頃にかけて作られた作品だと思われます。共箱保存状態 の良い綺麗な箱で、裏千家の鵬雲斎 宗匠 の 書付 けが付いております。非常に状態の良い作品で、未使用品のような棗です。面白い竹棗でアジアのお客様や外国のお客様に人気があり買取させて頂きました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように保存状態の良い品物です。黒田 正玄(くろだ しょうげん)は千家十職の一つで、竹細工・柄杓師を務める家が代々 襲名 している名称。柄杓の他、台子、香合花入 など竹を使う 茶道具 を製作し、千家に納めてきた家系です。

天然素材について少し説明します。天然素材ではべっ甲や象牙、また剥製等の 諸道具 や品物は最近動物愛護の観点から売買禁止の事も多くあり、例えば日本では 象牙 を販売しておりますが他の国では販売禁止で、小さな象牙でも帰国され入国される際に没収されます。このようにそれぞれの国により法律は変わります。しかしアジアの国々では天然素材の諸道具を好まれ、骨董品や茶道具の天然素材の 逸品 は漢方の考え方もあるのか未だに人気があります。このように国柄いろいろな事がありますが、特に中国では漢方が好まれ天然素材の逸品が高価に取引されております。この作品のように竹製の品物も人気があり、高価買取対象です。

このお客様のご事情は、声をお聞きしてますと高齢の女性のお客様のようで、身辺の整理をしておられ、昔お爺さんがデパートの外商から沢山品物を買っておられ、デパートに引き取って頂こうとお話をされましたが、断られて、古美術やかたのホームページを探して当店にお電話を頂きました。四国の高知県のお客様ですが、同じような品物を販売しているので当店に売却依頼を頂いたようです。

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