久しぶりに富岡鉄斎の掛け軸の骨董品売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。
写真が26枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。富岡鉄斎の作品です。骨董品 や 茶道具 の売買で有名な大阪美術俱楽部の 鑑定書 が付いております。本紙は 紙本 で、共箱 で二重箱に入っており、軸先は牙軸が付いております。江戸時代の 古い時代 の作品ですが、昔のままの表具で、裂も珍しく、面白い掛物です。ご覧のように、写真4,5,11のように上下に蔵ジミが少し入っておりますが、買取させて頂きました。当店の正面に掛けておりますが、薄い蔵ジミであまり目立たず、昔の作品の 重厚感 を醸し出しているように感じます。面白い 図柄 で、状態の良い昔の掛軸は買取させて頂きます。
富岡鉄斎 1836年(天保7)~1924年(大正13)89才没。京都出身の儒学者で、文人 画家 としても近代日本の美術界に多大な功績を残しました。ダイナミックな筆と奔放な色使いで、これまでにない新しい文人画様式を大成させました。「九十翁」などと自署した最晩年の作品が高く評価されています。
昔からの作品を沢山持っておられるお客様、昔は最近では見られない 古美術工芸品 の 逸品 が数多くあり、今後の売却依頼される折には、是非古美術やかたにお願いしたいと思います。