神奈川県のお客様より骨董品売却依頼を頂き、十代 中川浄益の純銀製品の銀瓶を宅配でお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が31枚あります。くわしくはこちら
取手を含む高さ約 27.8cm 摘みまでの高さ約 14.8cm
注ぎ口を含む横幅約 23.8cm 重さ約 1706g
納戸を整理していたら、下の引き出しから昔の古い 骨董品 が出てきて、何か分からないので持って来ましたと話され、先代の父が、古い道具は昔に売ってしまったと聞いていましたが、何故か残っていました。とも話され、詳しくお聞きすると、神奈川県のお客様ですが、当店のホームページを見て同じ様な骨董品 の 銀瓶 を販売しておられるので、電話をさせて頂きました。と話されておられました。銀瓶の事を詳しく説明させて頂き、写真を送り頂いて買取価格を決定しお送り頂きました。
十代 中川浄益の作品で、共箱 が付いております。材質は純銀製品で、手打ち の霰模様が素晴らしく、重量感 のある名品です。霰模様の作品は、沢山ありますが、大振りで形も面白く、珍しい 珍品 です。十代 中川浄益は昭和初期の 千家十職 の一人で、昔の職人技が素晴らしい逸品です。これだけ大きな霰の銀瓶は、最近ではなかなか見られない 名品 です。昔の品物で、銀の変色が見られますが、簡単に綺麗になります。競り市やオークションで買い受けた作品ではなく、直接お客様より入荷した作品で、古い時代 の現状のまま販売しております。さすが、業界でうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、滅多に見られない 名品 です。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、保存状態 の良い品物です。このような日本で作られた 骨董品 の 銀瓶、買取させて頂きます。すぐれた 彫金細工・象嵌細工 が施された銀製品は特に高価買取させて頂きます。
十代 中川浄益(1880〜1940)淳三郎、紹心。九代の息子。早くから大阪の道具商のもとに修行に出される。父の死により 家督 を相続。第一次世界大戦勃発による軍需景気にのり負債を完済、中川家再建の基盤を作る。浄瑠璃、俳句、画、能楽を好む。委託商品の為、価格はお問い合わせください。