初代 三浦竹泉の煎茶道具を茶道具売却依頼で、宅配買取にてお譲り頂きました。
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先に品物を紹介させて頂きます。初代 三浦竹泉(嘉永6年~大正4年)の作品です。煎茶道具の煎茶碗で、同じような模様が3か所描かれており、五客とも同じ 図柄 です。上り の良い 染付 の煎茶碗で、共箱・共布が付いております。このような初代 三浦竹泉の 共箱 の作品は少なく、貴重な 逸品 です。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、未使用品に近いきれいな品物で高価買取させて頂きました。昔の 職人技 が素晴らしい 茶道具 や 骨董品 は、高価買取させて頂きます。
初代 三浦竹泉 1854年(明治時代)~1915年(大正4)63歳没。五条坂に 1883(明治16)年開窯した。書画を趣味とし文人との交流も行った。慶応3年、三代 高橋道八 に 師事 し、田能村直入に画を学ぶ。染め付け、金襴手 などに技の冴えをみせ、青磁・染附に長じる。西欧彩色を 陶磁器 に応用し、釉薬透明文の製造に成功する。京焼 の改良に貢献し、染付、祥瑞、吹墨、色絵、など多彩である。黄色原料を 釉薬 に用い、淡黄地に 彫刻 を応用するなど多くの新技法を工夫して、日本の 展覧会 や外国の万国博覧会等で日本の骨董品や茶道具が称賛を博しました。
当店がある祇園の街は、千年以上も都が続き、優れた職人が集まり、その 職人技 が生かされた 逸品 や 名品 と言われる古美術 骨董品 が未だに数多く眠っている貴重な都です。