古陶器のお猪口の骨董品売却依頼を頂き、大量の伊万里焼の猪口を広島県世羅町より宅配でお譲り頂きました。
売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。この 染付 の猪口は非常にセンスの良い器で可愛らしく、貴重な作品です。時代は、江戸時代から明治時代にかけてつくられた 逸品 で、古伊万里 とまではいかないでしょう。
大きさ的に、お猪口の代わりにもなりますが、アジアのお客様で中国茶を飲まれる 愛好家 にも 煎茶道具 の煎茶碗の様に使用され、とても人気があり買取させて頂きます。割れやヒビも無く 保存状態 の良い逸品です。さすが 伊万里焼 で、丁寧に何度も精製された細かい上質の土を使われ、昔の 職人技 が素晴らしい 日本を代表する 陶磁器 で、図柄の面白い作品は高価買取させて頂きます。
このような猪口は日本ではお酒を飲みますが、中国茶のお客様は盃として使われます。中国茶と日本の煎茶とは似ており、日本の煎茶道について少し説明させて頂きます。日本における煎茶道の始まりは江戸時代初期で、禅宗の一つである黄檗宗を開いた隠元隆琦が開祖とされています。煎茶文化はもともと中国茶の文化でしたが、徐々に日本でも広まり現在に至っています。近年煎茶の 愛好家 は、日本はもちろん中国やアジアにも多くいます。当然、アジアから来られる外国人にも日本の煎茶道具は人気があり、高価な価格で流通しています。このように日本の骨董品や煎茶の 茶道具 は外国の人々にも人気があります。
このお客様のご事情は、突然お電話を頂き、「最近ではいろいろなホームページがあり、フェイクニュースが多いのですが、お店の中まで見られ販売しておられる品物もしっかりしているので、売却依頼をさせて頂きました。」と話され、お電話を頂きました。このお客様は広島県世羅町のお客様ですが、当店で沢山販売している猪口をご覧になったのだと思われます。写真をお送り頂き、大量のお猪口を宅配でお譲り頂きました。