九州の鹿児島県のお客様ですが、骨董品売却依頼で珍しいお国焼の古陶器を宅配で数点お譲り頂きました。
売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。面白い昔の作品で、時代では明治時代の作品だと思われます。この御庭焼の 逸品 は、偕楽園焼と呼ばれ江戸時代や明治時代には人気のある逸品です。保存状態 も良く、形も面白く綺麗な 逸品 で 伝承 された 技法 に人々の人気があります。たっぷりと掛けられた 交趾 の 釉薬 の色が綺麗で上りの良い逸品です。昔の 職人技 が素晴らしい 茶道具 や 骨董品 は、高価お譲り頂けます。共箱 ではありませんが、貴重な作品で、アタリやホツも無く出来の良い作品で買取させて頂きました。
珍しいお国焼なので、紹介させて頂きました。偕楽園焼とは、紀州第10代藩主徳川治宝(はるとみ)が別邸西浜御殿内で焼かせた御庭(おにわ)焼。西浜御殿は和歌山市西浜3丁目付近にあったと推定される。治宝は1819年(文政2)3月に御殿が完成してまもなく、京都の 楽焼(らくやき)の陶工を招いて開窯し、以後、27年、31年(天保2)、37年と焼造は前後4回にわたって行われたと考えられる。偕楽園の称は邸の庭園の名称に由来し、「偕楽園製」の印銘のほか、参加した主として京都の陶工の印を捺(お)した作品も多い。楽焼に始まり、青磁、染付(そめつけ)、色絵(いろえ)、黄釉(こうゆう)、交趾 (こうち)、白磁などすこぶる多彩である。
このお客様のご事情は、「お父さんの友達から貰らわれた品物で、前から置いてあったのですが、売れれば、お金もいるので助かると思い、買取してもらえるかどうか分かりませんが、査定や 鑑定 は無料と書いていたので」と話され、遠く九州の鹿児島県からLINEで写真をお送り頂き、お引き取り価格を決定して、偕楽園焼や数点の 古陶器 を宅配でお譲り頂きました。